20174月30日その石巻線と女川駅近くのプロ意識0の有名海鮮料理店

ベジタリアンな昼食を終えて午後からの撮影に向かうために国道47号線から国道108号線へと進み、大崎市の中心部の古川市街地を抜け、東北新幹線の高架をくぐり、東北本線跨線橋で越えて石巻線へ。

陸羽東線の起点駅である東北本線小牛田駅は、同時に石巻線の起点駅でもあります。

石巻線小牛田駅と女川()駅を結ぶローカル線で、撮り鉄はもちろん乗り鉄としても地味な路線で、東北地方には何度も乗り鉄に来てる私も乗ったのは一度だけ。

ただ、石巻線には貨物列車が運転しており、石巻線が非電化のため北海道以外では数少ないディーゼル機関車が牽引する貨物列車として、貨物列車や機関車好きの撮り鉄には注目されてはいます。

が、この日に日曜日。13時を過ぎて前谷地()駅近くに来ても走ってる貨物列車はありません。涌谷()駅ー前谷地駅には撮影場所がいくつかありますが、国道108号線には駐車スペースがなく、国道から線路方向に進む農道からの撮影も、田植え前の準備でトラクターや軽トラが止めてあり、とてもその中へ進入できる状況にはありませんでした。

写真左手が涌谷駅小牛田駅方面。右手が前谷地駅石巻駅方面。写ってる列車は13:38小牛田駅始発、13:46涌谷駅発、女川駅行き普通列車。使用車両はキハ110系。

本来は写真に写ってる軽トラのあたり、或いはもう1本か2本涌谷駅よりの農道から撮るんですよね。

ただ上述の状況だったので、国道108号線沿いにある前谷地駅近くのコンビニ駐車場から撮りました。

前谷地駅の次の佳景山()駅のすぐ南に佳景山(欠山)という標高100mに満たない小高い山が南北に細長く横たわり、その山の駅に近い側を削って中学校が建ってます。その中学校へ続く急な坂道を上り、中学校の正門前付近から石巻線が俯瞰撮影できるのですが、駐車スペースがない。

日曜日で中学校は休みですが部活動のために登校してる生徒や教員がいて、正門前に車を止めるわけにもいかず、また坂道へと続く道路も道幅が狭くて駐車不可。駅に駐車場はありますが歩くには距離が少しあり、しかも急な登り坂まであるとなれば体力があり余ってる中学生ならともかく、中年のオッサンには少きつく、ロケーションはいいんですが自らの体力を考えて撮影を断念。

なお、中学校の正門前には山を削った跡の斜面が高さ数m残っており、撮影にはその斜面を登る必要があります。撮影時に校内に生徒がいる場合は不審者に間違われないように。

佳景山駅から南南西に広域農道が延び、石巻線の方に何本かの道路が分岐してその分岐した道路にも撮影地がありますが、いずれも道幅が狭くて広域農道ともども駐車スペースはなし。

そんな分岐した道路に強引に車を止めて石巻線を撮影してる人がいましたが、私にはそれを真似する勇気はなかったです。

石巻市街を抜け国道398号線を女川方面に進むと万石浦()に出ます。

万石浦石巻湾と太平洋を隔てる牡鹿半島の基部にある、石巻湾とは水道で繋がった潟湖で、地図で見ると石巻湾の奥にある別の湾のように見え、古くは奥の海とも呼ばれます。

その万石浦に沿って石巻市から女川町に入ってすぐが次の撮影地。

2枚ともに写真左手が浦宿()駅、女川駅方面。右手が沢田()駅、石巻駅方面。写ってる海は万石浦

上の写真を見てもらったらわかるように、国道に路側帯はおろか路肩もありません。路側帯を示す白線のすぐ外側はガードレールで、歩くスペースすらなく、しかも石巻市と女川町を結ぶメインルートのために車の通行量も多い、かなりリスキーな撮影地です。

ガードレールを線路側に乗り越え、かつ線路内に立ち入らないような足場を探しての撮影になります。私はガードレールの支柱の基礎部分のコンクリートの上に立って撮影しました。

上の写真がここで撮影する本来の向きですが、せっかくこんなリスキーな場所で撮るのだからと欲張って10数m浦宿駅側に移動して下の写真を撮りました。

当然通過する列車をカメラで撮った後でスマホに持ち替えるといったことなどできるはずもなく、スマホで撮影した列車の写真はありません。

上の写真でもう少しレンズを左に振ればガードレールや国道が入らずに写せます。

車はこの撮影地の国道を挟んで反対側を少し浦宿駅方面に行ったマリンパル女川という海産物直売所の駐車場に止めれます。

万石浦での撮影が終わって車に戻ったら16:40を過ぎてました。季節柄まだ1所程度なら撮影可能な時間ですが、撮影に適した場所がないため、少し早いですが夕食にします。

女川で食べるか石巻で食べるかで迷ったんですが、東日本大震災で駅舎が被災し、移転して新しくなった女川駅も見たかったから、女川で食べることにしました。

女川町は移転した駅を中心に街の再建途上で、女川駅前には飲食店や土産物店等が入った複合施設が新しく整備され、その周りにも銀行や飲食店が集まってます。

今回はその複合施設の周りにある海鮮料理の店で食べます。

るるぶやまっぷるにも掲載されてる店であなご天丼が名物らしいのですが、肝心のあなごが不漁であなご天丼は暫くは提供できないとメニューに書かれてました。

ま、自然が相手ゆえに不漁と言われれば名物が食べられずとも文句を言う筋合いはなく、代わりに特選海鮮丼2376円(税込)をご飯大盛りで注文。

下の写真を見て違和感に気づいた人もいるはずです。

そう、左上に丼の後ろにご飯を盛った茶碗があるんです。

調理する人間がご飯の量を間違えて普通に盛ったために、大盛り分のご飯を茶碗に盛ったのだそうな。

持ってきた女性の店員にそう言われた時は耳を疑いましたよ。そんなのもう一度作り直せばすむ話。

そんな当たり前のことさえわからない、或いはできない料理人には作り直せと言うだけムダだと思い、それじゃあ卵かけご飯にするから金払うので生卵を一個くれ、と言ったところ、酢飯だから卵かけご飯にはできないと、茶碗の横のメカブを追加で持ってきました。

因みにこの店のメニューには普通に定食もあるから、白ご飯はあるはずなんですがね。

その時、店内には私以外に2組の客が食事中で、そのうちの1組は斜め前のテーブル席。その客がいなけりゃブチキレる、まではいかないものの、それなりに大きな声で文句言うとこでしたよ。

以前、某外食チェーン店で食事中に、他の客がいきなり店の調理を仕方に文句を言い出し、それ聞きながら食ってるとそれまでなんともなかった料理が急に不味く思えたことがあり、それを思い出して関係ない客にそんな思いをさせるのも気の毒だと思い、その時は文句は言わなかったですがね。

けど、なんなんだ、この店は。るるぶまっぷるのどっちに書いてたか忘れましたが、なんでも全国放送された、料理人が主人公のTVドラマにも登場した店らしいですが、あまりにも店の利益しか考えてなさすぎ。そのドラマの出演者はこの店がこんな店だと知ったらどう思うやろ。

今年3月にこの場所に移転してきたそうで、震災による被災やら移転やらでお金が必要なのはわかりますが、向かうべき金儲けの方向が全然間違ってる!

被災地の店である以上、多少の利益優先はやむ無しとは思うが、あまりにも酷すぎる。

外食チェーン店のキッチン担当はアルバイトやパートタイムの人が多いが、その人たちなら丼物のご飯の量を間違えたら、一から作り直すはず。少なくとも彼らは貰う給料分の責任感は持っているから。

少なくともこの店の料理人には、料理人としてのプライドも責任感もプロ意識も皆無なんだと思う。日、金儲けのことしか考えてないのかと思ってしまう。そうじゃなきゃ客に対してこんな失礼な料理、料理人としてこんな恥ずかしく無責任な料理を、出せるはずがない。

或いは私を旅行者と思い、そういう料理を出しても問題ないと思ったのか。

オーダーメイドのスーツをあつらえる時、間違えて袖を10cm短く作って、そのスーツに10cm分の布地を添えて客に渡すということがあるだろうか?この店の料理人はもしそういう対応をされたらどういう態度をとるんでしょうね。

そうそう、海鮮丼は丼のご飯が半分ぐらいになった時に茶碗のご飯を丼に移し、さらにメカブを載せ、混ぜて食べたら、激マズイ海鮮丼になりました。

私が注文したのは海鮮丼の大盛り。海鮮丼とメカブ丼を注文したわけじゃない。だから店がどう反論しようとも私のこの食べ方が、この場合の正しい食べ方。

因みに大盛り分の100円はサービスだとか。

女川の激マズイ海鮮丼の店に行くことは2度とないだろう。こんなことなら、すぐ近くにあったコンビニで弁当でも買った方がよかったですよ。

被災地の人たちは真面目に復興に取り組んでるし、多くの人がその一助になればと有形無形の支援をしてますが、その被災地でこんな扱いをされたら、正直言ってなんのために支援してきたのかと虚しくなってしまいますよね。